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土地改良区の説明

 土地改良区は、1949年に制定された土地改良法によって出来た、農家の人たちの組織です。水路やため池などの農業利水施設から水を導いたりする施設の維持や管理を行っています。馴染みのない団体かもしれませんが、全国に各々の土地改良区が約5,000ヶ所あります。
 農業用の施設には、農地を守り、水を確保し、食糧の安定供給や洪水防止など美しい田園風景を守る役割を果たしています。

水質浄化機能

 農業排水を無駄なく再利用し、琵琶湖の水質保全に貢献するため、反復利用を設けて農業排水を用水路に導いています。

生態系保全機能

 農業用水路は、身近な生き物である水生動物の生息の場となっています。水路の中には、サワガニ等の生き物が生息しており、良好な生態系が保たれています。

防火用水機能

 集落内を流れる水路は、農業用水として利用されるとともに、防火用水として、住民の生活に欠くことのできない大事な役割があります。
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